トレードする際、MT4を複数モニタで表示させてトレードしたいという場面が出てきます。
デイトレがメインだと必須環境といえますが、PC環境を整えるにはどのような物が必要となるか、中々分からなかったりします。
そこで、マルチディスプレイ環境を構築するにはどのような機器やパーツが必要か、参考までに実際に私が購入して使用している物をメインにご紹介します。
頻繁に短期取引をするのであれば6画面くらい必要ですが、当サイトの利用用途だと4画面のモニタ環境があれば十分だと思います。
PC本体
PC本体としては、HDMIの複数ポートを備えたグラフィックカードを挿す必要があるため、PCI Express x16 のカードスロットが使用できるモデルを選択します。
グラフィックカードを挿すことになるため、相性問題や故障の懸念から中古ではなく、新品を選んだ方が後々のトラブルが少なくて済みます。
CPUの性能はそこまで必要としませんが、現在だとCore i5以上、メモリは最低でも4GB、可能なら8GBは欲しいところです。
メーカーには好みもあると思いますが、DELL(Inspiron 3250)のこの辺りなら十分です。
グラフィックカード
モニタを4つ使用するため、HDMIの4ポート出力に対応したグラフィックカードを購入します。
ELSAのGEFORCE GT730(GD730-1GERQD)辺りが安価で性能面でも十分でしたので、これを使用しています。
ディスプレイモニタ
モニタは、後ほど記載するモニタアームに対応したサイズの物を購入します。
I-O DATAの20.7型モニタ(EX-LD2071TB)がブルーライトカットで消費電力も少なく、コスパが良かったため、私はこちらを4つ購入して使用しています。
HDMIケーブル
購入するモニタによっては付属しているかもしれませんが、先にご紹介したI-O DATAのモニタにはHDMIケーブルが付属していませんでしたので、こちらも4本購入が必要です。
モニタアーム
デスク上にモニタ4個を横並びさせるなら必要ありませんが、上下に画面を配置してスペースを確保したいなら、モニタアームは必須となります。
私は微調整し易いものが欲しかったため、下記のモニタアームを購入して使用しています。
デスク
モニタアームとそこに取り付けるモニタ4個の重さで、結構な重量になります。
その重量に耐えられるデスクが必要となりますので、ある程度頑丈なものか、しっかりとした構造のデスクが必要になります。
私はノートPCを近くに置いて使用したかったため、広めのスペースがとれる山善(YAMAZEN)のL字デスクを購入して使用しています。
値段相応といった感じですが、特に問題なく使用できています。
椅子については好みもあるかと思いますので、ここでは省略します。
デスクの高さにあったものなら大丈夫です。
電源タップ
モニタとPC用に電源タップが必要になります。
雷ガードとホコリ防止付きの物が良かったため、私は下記の物を購入して使用しています。
UPS
ノートPCと違いデスクトップPCですので、必須ではありませんが、停電等に備えてUPS(無停電電源装置)があると安心です。
夏場に雷等でブレーカーが落ちた際、PCが突然落ちてしまってからPCが起動しなくなることもありえますので、保険を掛ける程度には必要かと思います。
以上、必要なもの全てを購入して組み上げると、素敵なマルチディスプレイ環境を楽しむことができます。
購入する前は費用はもっといくかと思っていましたが、今なら20万円程度でこの環境が手に入ります。
一昔前に調べた時だと倍額くらい必要だったので、安く揃えられるようになったものですね。